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よくある頭痛を放置しないで

繰り返す頭痛には原因があります。ストレスや疲労だけではなく、高血圧症や睡眠時無呼吸症候群といった生活習慣病が隠れていることも少なくありません。市販の鎮痛薬での対処にも限界がありますので、「いつもの頭痛」と片づけず、一度原因を調べてみることをおすすめします。
頭痛の種類
一次性頭痛
頭痛そのものが病気であるタイプです。以下のような種類があります。
- 片頭痛:ズキズキと脈打つような痛みで、吐き気や光・音への過敏を伴うことがあります
- 緊張型頭痛:頭全体が締めつけられるような痛みで、肩こりや首のこりと関連することが多いです
- 群発頭痛:片側の目の奥に激しい痛みが起こり、一定期間に集中して発作が起きます
二次性頭痛
他の病気が原因で起こる頭痛で、高血圧症、睡眠時無呼吸症候群、脳血管障害などが原因となります。この場合、原因となる病気を治療することで、頭痛の改善が期待できます。
生活習慣病と頭痛
頭痛の原因として見落としやすいのが生活習慣病です。初期段階では自覚症状がないものの、進行に伴う合併症の症状の一つとして、頭痛が起こることもあります。
高血圧症と頭痛
血圧が高い状態が続くと、頭痛が起きやすくなります。特に朝方の頭痛や、後頭部が重く感じる痛みは高血圧症が原因かもしれません。血圧が非常に高くなると、高血圧性脳症という危険な状態に至ることもあります。
睡眠時無呼吸症候群と頭痛
睡眠中に呼吸が止まることで体が低酸素状態になり、朝起きた時に頭痛を感じることがあります。いびきがひどい、日中に強い眠気がある、という方は睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。
糖尿病と頭痛
血糖値が急激に上がったり下がったりすると、頭痛が起きることがあります。糖尿病の治療中に低血糖で頭痛を感じる方もいます。
危険な頭痛のサイン
頭痛の中には、脳卒中や脳出血など命に関わる病気が原因となっているものがあります。以下のような症状がある場合は、ためらわずに救急車(119番)を呼んでください。
- 今までに経験したことのない激しい頭痛
- 突然起こった頭痛(「バットで殴られたような」と表現されることがあります)
- 手足のしびれ、麻痺、ろれつが回らない
- 視野が欠ける、ものが二重に見える
- 意識がもうろうとする
頭痛を繰り返す方へ
頭痛があるたびに市販薬で対処していると、薬物乱用頭痛という別の頭痛を引き起こすことがあります。鎮痛薬を月に10日以上使っている方は注意が必要です。
頭痛の頻度が増えている、痛みが強くなっている、市販薬が効きにくくなっているという場合は、早めに受診しましょう。原因がわかれば、適切な対処法も見えてきます。
当院の役割
頭痛の原因が生活習慣病にあるなら、その管理が頭痛の改善につながります。
堺市西区・津久野駅の岡原クリニックでは、血圧測定や血液検査で高血圧症・糖尿病の有無を確認し、ご自宅でできる睡眠時無呼吸症候群の簡易検査にも対応しています。片頭痛についても、予防薬や発作時の治療薬を処方して院内で治療を行っています。
専門的な検査が必要な場合
脳の病気が疑われる場合は、MRIやCT検査が必要です。検査設備のある連携病院へご紹介し、速やかに検査を受けていただけるよう手配いたします。検査後も、生活習慣病の管理や頭痛の予防は当院で継続できます。
「たかが頭痛」と思わず、繰り返す頭痛や気になる症状がある方は一度ご相談ください。原因を調べることが、頭痛から解放される第一歩です。