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禁煙で体はどう変わるのか?

禁煙の効果は想像以上に早く現れます。禁煙してわずか数時間後には、すでに体に良い変化が始まっているとされ、禁煙を続けるほど健康面・精神面・生活面でのメリットは大きくなっていきます。
禁煙後の体の変化
禁煙後、体には以下のような変化が起こるとされています。
数時間後
血圧と脈拍が正常値に近づき始めます。血液中の一酸化炭素濃度が下がり、酸素濃度が正常に戻ります。
数日後
味覚、嗅覚が敏感になり、いつもの食事を美味しく感じやすくなります。
1~9か月後
咳や痰、息切れなどが改善してきます。歩行などの運動が楽になってくる方も多いです。
1年後
心臓病のリスクが喫煙者の約半分まで下がるとされています。
5~10年後
肺がんのリスクが喫煙者の約半分まで下がります。脳卒中のリスクも非喫煙者と同程度まで低下すると言われています。
健康面のメリット
呼吸器への効果
禁煙すると、咳や痰が減り、呼吸が楽になる方が多いです。肺の機能が改善すれば、階段の上り下りや運動時の息切れも軽くなります。
循環器への効果
禁煙によって血管の状態が改善し、動脈硬化の進行が抑えられます。これにより、心筋梗塞や脳卒中といった命に関わる病気のリスクを下げることができます。
がんリスクの低下
喫煙は肺がんだけではなく、喉頭がん、食道がん、胃がん、膀胱がんなど多くのがんのリスクを高めることがわかっています。禁煙することで、これらのリスクを下げることができます。
味覚・嗅覚の回復
禁煙すると、食べ物の味や香りがよくわかるようになることがあります。食事がおいしく感じられるようになったという方は多いです。
精神面のメリット
「たばこを吸うと落ち着く」と感じている方も多いと思いますが、これは錯覚です。喫煙者が感じているイライラの多くは、ニコチン切れによる離脱症状です。たばこを吸うとそれが一時的に解消されるため、「ストレスが取れた」と感じてしまいます。
禁煙に成功すると、このニコチン切れのイライラ自体がなくなります。「吸いたい」という衝動に振り回されることがなくなり、たばこを吸える場所を探し回るストレスからも解放されます。
生活習慣病への効果
喫煙は、高血圧症、糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病のリスクを高めます。また、すでに生活習慣病の治療を受けている方の場合、喫煙を続けていると治療効果が十分に得られないことがあります。
禁煙すると、血圧や血糖値、脂質の数値が改善しやすくなり、生活習慣病の治療効果も高めることができます。生活習慣改善のための第一歩として、禁煙を始めましょう。
生活面のメリット
たばこ代の節約
1日1箱(約550円)を吸う方の場合、年間で約20万円ものたばこ代がかかっています。禁煙すれば、このお金を他のことに使えるようになります。
においの改善
口臭や、服・髪についたたばこのにおいがなくなります。周囲の人にも好印象を与えやすくなるでしょう。
肌の調子の改善
喫煙は肌の老化を早めると言われています。禁煙すると血行が良くなり、肌の調子が改善する方も多いです。
周囲への影響
受動喫煙による家族や周囲の人への健康被害を防ぐことができます。
当院で禁煙を始めませんか?
堺市西区・津久野駅の岡原クリニックでは、保険適用の禁煙外来を実施しています。院長は日本禁煙学会認定の禁煙指導専門医として、お一人おひとりに合った禁煙をサポートしています。
当院は生活習慣病の診療にも力を入れています。禁煙によって血圧や血糖値、脂質の数値が改善しやすくなりますので、生活習慣病の治療効果を高めるためにも、禁煙は有効な手段です。