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禁煙外来での治療の流れ

堺市西区・津久野駅にある岡原クリニックの禁煙外来は、12週間(約3か月)のプログラムで、計5回の通院で完了します。禁煙補助薬を使いながら、定期的な診察で禁煙の進み具合を確認していきます。一定の条件を満たせば健康保険が適用されますので、費用面でも負担を抑えて治療を受けていただけます。
このページでは、初診から治療完了までの流れや禁煙補助薬、禁煙成功のコツなどについてご説明します。「禁煙外来に興味はあるけれど、具体的に何をするのかわからない」という方は、受診前にぜひお読みください。
当院では禁煙外来は丁寧な説明、問診などで時間を取りますので、初回は電話でのご予約をしていただいています。
治療スケジュール
保険診療では、12週間で計5回の通院を行います。基本的には以下の流れで行います。
初回診察
問診で喫煙歴やニコチン依存度を確認し、禁煙補助薬の処方と禁煙開始日の設定を行います。当院では、ニコチン依存症の仕組みについてもご説明し、禁煙への正しい理解を持っていただいたうえで治療を開始します。
禁煙開始日の決め方
禁煙をいつ始めるかは、禁煙成功に大きく影響します。できれば仕事が忙しくない時期や、大きなイベントがない時期を選ぶとよいでしょう。ただし、完璧なタイミングを待っていると、いつまでも始められません。「禁煙したい」と思った時が始め時です。
しかし、今思いついて、明日から禁煙することはお勧めしていません。禁煙することについて、じっくり考えて、心の準備ができてから、実際の禁煙を始めることを勧めています。
2回目(2週間後)
禁煙開始から2週間の状況を確認します。離脱症状の程度や「吸いたい」と感じる場面について伺い、必要に応じて薬の調整やアドバイスを行います。つらい時期ですが、離脱症状は徐々に軽くなっていきますので頑張りましょう。
3回目(4週間後)
禁煙の継続状況を確認します。この頃になると離脱症状が落ち着いてくる方が多く、禁煙に慣れてきたと感じる方もいらっしゃいます。引き続き困っていることがあればご相談ください。
4回目(8週間後)
禁煙が順調に続いているかを確認します。身体的な離脱症状は軽減していますが、ふとした瞬間に吸いたくなることがあります。再喫煙を防ぐためのポイントをお伝えします。
5回目・最終回(12週間後)
禁煙達成の確認と、治療終了後も禁煙を続けていくためのアドバイスを行います。禁煙によって得られた健康面・生活面のメリットを振り返りながら、今後の生活で気をつけることをお伝えします。
禁煙補助薬について
当院では、飲み薬と貼り薬の2種類を取り扱っています。患者様の状態に合わせて処方いたします。
チャンピックス(飲み薬、一般名:バレニクリン)
脳内のニコチン受容体に作用して少量のドーパミンを放出させることで、ニコチン切れによる離脱症状を和らげます。また、ニコチン受容体をブロックする働きもあるため、たばこを吸っても満足感が得られにくくなります。
ニコチネルTTS(貼り薬)
皮膚からニコチンを少量ずつ補充して、離脱症状を和らげます。チャンピックスには眠気やめまいなどの副作用が報告されているため、お仕事などで運転が必要な方には、ニコチンパッチでの治療をご案内することがあります。
禁煙を成功させるために
禁煙を成功させるために、心がけていただきたいポイントをご紹介します。
禁煙する理由をはっきりさせる
禁煙には、つらい時期を乗り越える覚悟が必要です。「健康のため」「家族のため」「お金を節約したい」など、禁煙する理由は人それぞれです。自分が何のために禁煙するのかをはっきりさせておくと、つらい時に踏みとどまる力になります。
減煙ではなく、きっぱりやめる
「まずは本数を減らそう」と考える方もいますが、減煙はおすすめしません。本数を減らすにも我慢が必要ですし、いずれ元に戻ってしまうことが多いです。中途半端な我慢で終わらせないためにも、禁煙外来できっぱりやめることを目指しましょう。
周囲の協力を得る
禁煙開始直後はイライラしやすくなります。家族や職場の方に禁煙していることを伝えて、協力をお願いしましょう。周囲の理解と応援があれば、つらい時期も乗り越えやすくなります。
あきらめない
万が一、吸ってしまっても、そこで終わりではありません。大切なのは、あきらめずに再挑戦することです。1本吸ってしまったからといって禁煙が失敗したわけではありません。決められた受診日には必ずお越しください。一緒に禁煙を続けていきましょう。
イライラした時の対処法
- 深呼吸をする
- 水やお茶を飲む
- 体を動かす(散歩、ストレッチなど)
- ガムを噛む、飴をなめる
- 吸いたい気持ちが収まるまで別のことに集中する
など
これらはニコチン切れの症状を和らげるための対処法です。仕事などのストレスに対しては、たばこ以外の方法で対処する習慣をつけていきましょう。
困った時は相談を
禁煙がつらい時やうまくいかない時は、次の診察を待たずにご連絡ください。薬の調整や、その方に合った対処法を一緒に考えます。